テレスコープ、カレイドスコープ。

norichofu.exblog.jp
ブログトップ
2008年 03月 22日

Watch & Save Tibet

d0090805_23462875.jpg
d0090805_23314958.jpg

(上と左:ネパール・カトマンドゥのスワヤンブナートチベット仏教寺院にて。周辺にはチベット人が多く居住しています。1999年2月)
d0090805_2332331.jpg
( ↑ ロンドンの大きな書店のウインドゥにて。
たしか『1999年報道写真集』なる本のディスプレイだったかな。2000年8月)


世界のメディアはおそらくほとんどがチベット弾圧の実情を知っていて、
今回の暴動のいきさつ等もうかがい知れていて、
どちらの言い分が正当かみんなわかってるはずなのに、
中国政府の言いぶんや情報規制を見ているとかたくなで、
内政問題だという立ち入れない分厚い壁にはばまれて、
どうしようもないと世界中がお手上げのままにまた時間が過ぎていくのかと思うと
理不尽さに言葉をうしなう。

最近というか近年、チベットだけじゃなく、ミャンマーや、独立したコソボなど、
あちこちの人たちが長らく続く弾圧から声をあげていっていて、
なんか世界が動いてるって思う。
それでも無数にある民族紛争に宗教対立…

こういう問題にふれるたび、自分と相対化して見ると、
自分自身の、この自由すぎる自由がやましく映る。なんだろうこの違い。
申しわけない。恐縮だ。恵まれすぎ。どうしたらいいかな。
前にも2回くらいこんな話を日記に書いたけれど、
ただ、こういう時にいつも浮かんでくる歌がある。
THE BOOMの『気球に乗って』(youtube)

----------------
ありったけの手持ちのゆとりや
ポケットの中のぬくもりを
ひずみきった国々に
ぽつんと落としてやるのさ
要なしの人間なんて いるわけはないと
神様はいつも僕に言うけど
本当のところは口をつぐんで
誰も言おうとしないけど
気球に乗って ほこりになってゆられたい

今ひとつこの気球が昇っていかないのは
僕をおどらせる俗物どもが
足元にしがみついているからさ
胸いっぱい風を集めよう
名もなき盟友(とも)が抹殺されて
価値あるブルジョアが生き残るとするなら
真っ先に死ぬのはこの僕なのさ
僕こそ不必要なものだから
気球に乗って ほこりになってゆられたい
気球に乗って ほこりになってゆられたい

気球に乗って ほこりを捨ててゆられたい
----------------

最近はTHE BOOMの動きをすっかり追わなくなってしまったけれど、
高校の頃から大好きだったバンドで、
特に初期のころのフォークっぽい楽曲は秀逸なものが多くて。
私の多感な頃(笑)にずっとそばにあった楽曲です今思えば。
年頃だったせいか、彼らの曲によって、
私の中にあったセンチメンタルさはかなり増幅されたと思う(確信)。

この『気球に乗って』は、少し自分を責めすぎてるようなきらいもあるけれど、
言い当てられたようなやり切れなさやもどかしさがせつないメロディに吹かれて、
なんとも言えずほんとに美しい曲です。

さて私はどうしようか。どうすべきかな。

----------------------------------------------------------------------------

◆チベット関連ブックマーク
ダライ・ラマ法王のメッセージ (2008年3月18日)
現在のチベット騒乱までの流れがざっと分かる漫画/『ゴーマニズム宣言』より
(↑ 小林よしのりの漫画はいろいろ学ばせてもらえるのでよく読みます。誌面を貼付けてあるこれは違法なのかな?しかーしこのサイト少々無法地帯…)
ばなな猫のネパールその陽ぐらし(こちらも非常に学ばせてもらいました。ヒマラヤ近辺の現在の緊迫感がひしひし伝わります)
写真家・藤原新也ブログ(過去にダライ・ラマ14世とNHKの特番で対談をされてました。非常にじっくりみっちりとした濃い内容だった印象があります)
北京趣聞博客 (ぺきんこねたぶろぐ)(産経新聞中国総局記者の福島さんによるブログ。今回の中国国内の動向がうかがえます)
ちべログ@うらるんた(ダラムサラで展開しているチベット難民救済NGOのスタッフによるブログ)
アムネスティ・インターナショナル日本/チベット人の人権と権利の尊重を
アムネスティ・インターナショナル日本/チベット人僧侶に拷問と虐待の恐れ
チベット・サポート・ネットワーク・ジャパン(TSNJ)
Stand With Tibet - Support the Dalai Lama

[PR]

# by norichofu | 2008-03-22 00:00 | そのほかのこと | Trackback | Comments(6)
2008年 02月 27日

欧州旅52…おみやげアルバム&歌舞伎鑑賞に銀杏BOYZライヴ

ヨーロッパ11カ国22都市・2カ月間の旅の日記も終わって、
なんとなく、おみやげや拾いものなんぞもまとめてみたくなりました。
とはいうものの、雑貨屋さんの買い付けとちがって、
バックパックに収められる範囲の
こまごましたものばかりですけども。
やーでもほんと行く先々で購買欲をかき立てられてばかりでした。
衣類や食器やクラフト、食材に文具に本、おもちゃに家電などなど…
国際郵便がもっと安かったら、ばんばん送りたいところだわー



d0090805_116999.jpg
コインケース。ハンガリー・ブダペストにて。

この色味にくぎづけ。革も堅くて型くずれしにくそうだった。
自分用でなくあげる用に買いました。
d0090805_1213675.jpg
キノコキーホルダー。これもハンガリー・ブダペストで。

これを買った市場には、ショーケースに入った毒キノコ実物一覧が置いてありました。毒キノコは意外と白い色のものが多いみたい。
d0090805_13431875.jpg
ただ今の季節活躍中、手編みの手袋。スロバキア・ブラチスラバの工芸店 uluv ウールヴ にて。このお店はほんとに布製品・ウール製品がすてきだった!マフラーも欲しかったなー
d0090805_1353810.jpg
あれこれバッヂ。スロバキア・ブラチスラバにある、旧市街のミハエル門と武器博物館のそばにあった、ちいさなお店にて。
かわいいおじいちゃんがひらいている、たくさんのピンバッヂや切手や硬貨などを売るおみやげ屋さんでした。
商品もびっくりするほど安いので、ぽんぽんと選んで買っちゃった。
シャレで買った一番上の、これは番外で、ポーランドのクラクフで買ったもの。
右中の虹のは、組合のオリンピック13回大会を記念したもので、
右上はジュートで出来た袋にまつわる何か。
一番下は、何だったっけなー、こういうことってメモでもしないとほんと一番に消えていくのよね…





d0090805_1291851.jpg
6種のフルーツ系ハーブティーが入ったもの。パリで。
メジャーそうな ラ・ティザニエール La Tisanière のお茶。
d0090805_1293773.jpg

アップル&シナモンのハーブティー。パリにて。
香りに心ほぐれますー
d0090805_130052.jpg

美容効用のあるハーブティーが6種ずつセットになったものも買ってみた!
なかなか薬膳的な風味なのではっきり言って美味しくなーい(正直)。まあ前向きに、薬みたいなもんだと思ってこれはこれで楽しんで飲めました。
この写真のは就寝前に気持ちを落ち着けるブレンド。ほかにも、腸の調子を整える・肌に良い・消化を助ける・forリラックス、などがセットになってました。





!!!文房具シリーズ!!!
d0090805_205778.jpg
ドイツのメーカー LYRA リラ の鉛筆。ポーランド・ワルシャワにて。
文房具どわい好きー!その中でもわたしは鉛筆とステッカーを長年ちびちび収集しています。量を集めるのではなくって、気に入ったものがあったら買うという感じです。鉛筆も、 Staedtler ステッドラー Faber-Castell ファーバーカステル などの質実剛健なのも素敵、ちょっとラフでジャンクっぽいのも魅力的!
d0090805_2144856.jpg

カンニング可な鉛筆。ベルリンにて。
d0090805_1545615.jpg
象さん消しゴム兼パズル!ポーランド・ワルシャワで。
d0090805_13332549.jpg
消しゴム。これもワルシャワにて。
レインボーカラーって良いもんだなあと思う。
d0090805_13361589.jpg
ハガキ大のノート。飛行機モチーフも好きー。
スロバキアのtescoスーパーで購入。





!!!ぺたぺたステッカー!!!わっしょいわっしょいー
印刷のズレも糊のわるさもご愛嬌ー
d0090805_144161.jpg
あああかわいいのうー。ハリネズミってヨーロッパではよく扱われるモチーフの動物だと思います。森に行くとふつうに居るんだろうなあ。
d0090805_15114068.jpg
ぎらぎらジャンクフーズ〜
d0090805_15121642.jpg
ぎらぎら風船。風船もどことなくハッピーなモチーフですよね。自転車のお尻に目印代わりにペタペタ貼ってます。捜しやすいし。
d0090805_15123347.jpg
ぎらぎらアイス(←しつこい)。
あーパフェ食べたあい。
d0090805_1513036.jpg
宇宙モチーフもどわい好きー
昔、『ダウンタウンのごっつええ感じ』のコントで、アメリカ人の男の子の役をしてた浜ちゃんが着ていた深いブルーに惑星柄のパジャマに一目ぼれしたことが。でも出どころがわかんなくて捜せなかったっけ。
d0090805_15132531.jpg





d0090805_15283499.jpg
ロンドンの サーペンタイン・ギャラリーSerpentine gallery に置いてあった、ダイアリーを兼ねた展示情報。フリーだなんて太っ腹、ほんとにもらっていいの?と念を押してもた。数冊いただいておみやげにしちゃった。
↑ 訪れた時の企画展、 トーマス・デマンドの写真展
のちょっとした図録にもなっててすばらしい。
ロンドンは物価が高い反面、美術館や博物館はほとんどが入館料フリーなのでありがたいです。
d0090805_15411151.jpg
レゴの簡易ポンチョ。 デンマークのレゴランド にて。到着時に雨が降ってたので実際に使いました。ちびっこも大人も黄色のマントでひるがえる。背中には大きなプリントが。
d0090805_2303311.jpg
ポーランドの代表的料理・ジュレックの即席スープ。
ジュレックは発酵したライ麦を使用したスープで、少し酸味もあってとてもやさしい味のスープ。ポーランド料理はほんと気に入っちゃったので、無性に食べたくなったら ポーランド料理レシピ でも見て作ってみます。関西にはポーランド料理屋さんは無いみたいだし。





d0090805_15472739.jpg
ユーロチョコ。紙幣プリントもけっこう精密なつくり。ドイツ・ミュンヘンの ミュラー Müller で購入、ここはコスメティックやおもちゃが充実してて魅力的。
d0090805_1552468.jpg
ユーカリプタスのオイル。帰路に乗り継いだシンガポール空港で。
ユーカリは好きな匂いのひとつです。ちょっと鋭い緑の香り。健康面でいろいろ使えると説明書きにありますが、たまにアロマポットで沸かして使うくらい。虫除け・虫さされにも良いそう。
d0090805_2311486.jpg ヴェレダ WELEDA のシトラスクリーム。これもミュンヘンの ミュラー Müller で。
ドイツ周辺の国になるとヴェレダも安く、日本での販売価格の約3分の1!なのであれこれ買ってしまった。他のヴェレダのアイテムももっと買っておけばよかったなあ。このシトラスクリームは冬の乾燥にただ今活躍中。とても良い香りのこってりめのテクスチャー。
d0090805_23114040.jpg
石鹸・ローズの香り。せっけん愛好家ですがなーんかもったいなくてまだ使ってない…
d0090805_23115977.jpgこのリップクリームもこってりめで使い心地よくって優秀ー。
バニラとローズをミックスした香り。





!!!カード!!!
d0090805_23372823.jpg
メキシコ出身の美術家・ガブリエル・オロスコのカード。ベルリンの ハンブルガーバーンホフ美術館 のショップにて。
氏の写真はどれもユーモラスでぷぷぷと笑っちゃう。
d0090805_23545146.jpg
トイカメラ LOMO のフリーのカード。ウィーンの MuseumsQuartier 内のLOMOショップで。
d0090805_23555153.jpg
CNNロゴの横にアフリカ大陸のシルエットがあるのでエボラ熱のことを指してると思う。
以下はぜんぶウィーンの宿、 ユースホステルWombats Hostel でもらってきたフリーのカード。
d0090805_061554.jpg
アート・フェスティバルの案内。よく出来た機関銃だなあ。
d0090805_064746.jpg
WWF のキャンペーン・カード。銀の部分をこすると裏面とおなじメッセージが。
『数枚のコインで動物たちを救えるのです』
d0090805_07429.jpg
どれも数枚ずつ取ってきたのに、もったいなくて・もったいぶって使えない!




こう並べてみても、わーほんとこまごましてる笑。
とりあえずこれで 『2006夏/欧州の旅』日記は終了ー。
読んでくださってありがとうございました。
次からは、自分で撮った・どこかから拾ってきたにかかわらず、
写真や印刷物をぺたぺた貼る場所としても使おうと思います。
でわ☆


--------------------------------------------------------------



■『壽 初春大歌舞伎』(2008年1月7日@大阪難波・松竹座)

d0090805_125931.jpg初めて観る歌舞伎!予備知識とかなくてもじゅうぶんおもしろかった!
歌舞伎や能などの日本の伝統芸能っていうものを一度ちゃんと観てみたかったところ、生協で特別価格だったので母が連れてってくれた。しかも前から数列目で花道からも3人目というばっちり臨場感あふるる席、ビギナーなので恐縮だわー。場内はほとんどがおばさま方たち、外国人さんのツアー御一行の姿も。

演目は『芋掘長者』や『葛の葉』など4幕、面々も歌舞伎界の重鎮や大御所が演ずるそうで、うとい私でもキャベジンか何かのCMで顔は存じている 十代目坂東三津五郎 さんも。
人から狐に変化するあざやかな早替りや、宙吊りのまま2階席まで登って消えていくさまはイリュージョンみたいでびっくりした笑。
かと思えば、日本舞踊なる舞いや決め姿は静けさがあってでも力強い。ゆっくりじっくり爪の先・足の先まで神経と力をためにためつつ決め姿を決める。女形の人もしなを作って肩首や腰を緩急つけていい感じにひねるので色っぽい!この『ためる』感じが良いなあと思った。

ずっとこういう日本の古典もの・伝統芸能にあまり触れずに来たけれど、再確認したいなあと思っています。身近なところでも、着付けを勉強している知人の話を聞いてると奥が深そうでおもしろい。日本史もおさらいしときたい。
たとえば、『源氏物語』がえらくおもしろいと最近たびたび耳にするのでいつか読んでみたいし(その前に、話題の新訳『カラマーゾフの兄弟』を読んでみたいー)。
時代劇になるけれど、黒沢明監督の『七人の侍』『椿三十郎』(どちらもすごくおもしろかった!)以外の時代モノも観てみたい。
今回観た歌舞伎も初めてで新鮮なおどろきがあって非常にたのしかったー。





銀杏BOYZ 『せんそうはんたいツアー』(2008年1月15日@Zepp Osaka)

d0090805_274988.jpgこれも初めての 銀杏BOYZ のライヴ!
一緒に行くはずだった坂さんは急遽仕事が入ってやむなく断念したけれど、坂さんも私も銀杏BOYZを聴くようになったのは友達えもやんのカラオケがきっかけ。なーんかあの曲が気になるなあってところから始まり、CD借りて、図書館でヴォーカル峯田君のブログ本、『恋と退屈』を読んで笑ってじーんと来て、んですっかりはまってしまったー。
一口で言うと、なんというか、衝動がむきだしそのまんまで、かっこつけてないところがいいなあって。いい曲もたくさんあるしなあ。

d0090805_231379.jpg(まーなんていい顔して歌うんだろうこのひとは、ってまだ聴いた事もない頃にまじまじこの写真を眺めてました)
銀杏BOYZのライヴがどんなものかは見聞きしていたけれど、なんでか緊張してきた。寒空の下、チケット欲しい人いないかなと様子を見てたら友達の藤原くんと奥さんに遭遇。あー心細さが薄まるよー。茂木健一郎先生みたいなパーマヘアがお世辞なしで似合いすぎの藤原くんたちは2階の指定席なので再び別れる。

ライヴは、あばら骨にヒビが入って包帯を巻いた峯田くんもほかのメンバーもどうにかなってしまうんじゃないかというくらいギリギリなところがかっこよかった。このギリギリなところ、好きだなあと思う。
激しい曲もあればフォークっぽい曲もあるしポップなものも。
峯田くんが山形弁で次にやる曲のじんとくるエピソードなどをいろいろしゃべってくれる。
終盤、10分を越えるシングル曲『光』が演奏される。この曲の後半部分、私はとてもかっこいいと思う。昨年末にTBS『ニュース23』に銀杏BOYZが出演してこの曲を演奏したのだけれど、とても良くてあんぐり観てしまった(関西は未放映、youtubeで観ましたがすでに削除済み)。ドラムとベースはボコボコうねってて、チン君のギターはえらくきらめいてて。峯田くんも叫びそのものな感じで、これもまたギリギリなところがたまらなくいいなあと思う。
『僕たちは世界を変えることができない』 は初めて聴く曲で、なんか泣けてくるものがあったなあ。

ライヴが終わって、なんかほっとした。藤原くんもずっと緊張してたという。なんでだろうねー。あのギリギリのせいかな。なんだろうなあ。

[PR]

# by norichofu | 2008-02-27 00:00 | 2006夏/欧州の旅 | Trackback | Comments(6)