テレスコープ、カレイドスコープ。

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2008年 07月 22日

Tシャツのきせつ / 暑中お見舞い申し上げます号

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(タイトルがいつもながら冴えないわ。むずかしいー)
ヒャーいつの間にやら最後のアップから3ヶ月。
皆さんお元気でしたか??
←こんなふうにTシャツな季節もすでに到来、暑すぎますー。






d0090805_0221468.jpg今月7月いっぱい店頭に出ている『関西じゃらん』『東海じゃらん』8月号でイラストマップを描きました。
石川県のあわづ温泉のキャンペーンものです。
いま偶然にもそばにじゃらんがあるひとは手に取ったりしちゃったりなんかして。(←まわりくどいぞぅ!)
関西じゃらんでは360ページ見開きに掲載されています。

←プライベートビーチな表紙ですね。ひ・と・り・じ・めー。






d0090805_0543616.jpgパリに住む幼なじみの tomoueちゃん が、ただいまフランス人の旦那さまと帰国中で、先日に結婚パーティがひらかれた。
神前式にも恐縮ながら同席させていただき、
笙やドラを奏でられて執り行われる一連の儀式はとてもおごそかで素敵だった。
白無垢のtomoueちゃんはとても綺麗だった、全身真っ白で神聖な感じそのものだ。
tomoueちゃんのお父さんがずうっとニコニコうれしそうでよかったなあ。
旦那さまも袴が似合い過ぎててびっくりだった!

結婚してtomoueちゃんが『フランス国の人』になってしまうのかと思うと、
あまり実感はないものの、漠然と遠さを感じていたところ、
こないだ仕事帰りに急にtomoueちゃんを呼び出して
会いにいったその距離の近さ・気軽さが、とても新鮮だった!
夜空の下、本屋の前でだらだらしゃべって中学の頃まんまな感じだった。
あーまたパリにあそびに行けたらいいなあって思う。






d0090805_1403826.jpgそして、身近なところで先日、不幸がつづいた。
親戚の叔母さんと、
幼なじみのgeronimoちゃんのお父さんが亡くなられた。

叔母さんは本家でもあるわが家の隣りに喫茶店を開いていた時期があり、
私の友達も一緒に呼んでケーキやジュースをふるまってくれたり、
私のグループ展のDMを店頭に置いてくれたりして、
私の叔父叔母の中でもかなり近かったし、なにかと優しくしてもらった。

私が小さい頃に親戚みんなでどこかの山に行ったらしく、
へばった叔母さんの手を私が引いて一緒に山道を登ったことを
親戚が集まるとよく何度も何度も話してくれて、
私はなんだか恥ずかしいのか照れくさいのか
よくわからなくなった覚えがある。あはは。

あと、よく叔母さんは何かにつけ、
『あんたは頑張り屋さんだから』と言ってくれて、
だからこそ、あんまり頑張れてなくて
だらだらしてしまってるような時期に
叔母さんにそう言われると、
自分がとても恥ずかしくていやになったものだった。
しゃんとしようと、背筋が伸びる思いがした。
叔母さん。叔母ちゃん。お洒落な女性だったなあ。


geronimoちゃんのお父さんに初めて会ったのはたった一年前のこと。
実家の石川県にあそびに行き、
ローカル線で最寄り駅に降り立ったら、
改札口で満面の笑みで迎えてくれたのが目に焼き付いている。
ニッコニコだったもの!
愛犬の夜の散歩に付いて行き、蛍見物を先導してガイドしてくれた。
リビングで、たくさん並ぶ愛用品らしき帽子をバックにテレビに突っ込み入れてはったなあ。
お寿司とか帰りの切符とか、もういろいろふるまってくれたっけ。


覚えている・覚えておくということは大事なことなんだろうなとふと思う。
村上春樹の小説に何度となく出るキー、『記憶』の重要性が
昔より実感として分かってきた気がする。うまく言えないけど。

とにかく、おふたりとも、ありがとう。ありがとうございました。

(写真は、ロンドンのオックスフォード・ストリートにある教会にて。2000年に撮りました)






d0090805_19431125.jpg待ちに待ってた ポール・トーマス・アンダーソン監督最新作『 ゼア・ウィル・ビー・ブラッド there will be blood 』 を観ました。5月の話ですが!
この監督の作品の中では『マグノリア』が一番好きなのですが、
今回の作品はまた、氏のこれまでの作品とは毛色が違ってた感がありました。
すべてにおいて物理的に大がかりというかダイナミックというか。

石油王や採掘場が主なのもあって、黒い映画だった。空まで黒い感じ。
ポール・トーマス・アンダーソンの作品ではだいたい、
登場人物の誰かが自分の弱さを吐露し泣きくずれるシーンがあり、
そういうところもしっかり描くところにこの監督の慈しみがうかがえて
彼の作品の大きな魅力だと思うのですが、
今回もそのシーンが最大のクライマックスになっていたと思う。
主演のダニエル・デイ・ルイスのコクのある低い声と、
ポール・ダノ演じる神父の病的なストイックさが頭に残りました。
『リトルミスサンシャイン』 のお兄ちゃん役だったポール・ダノ、怪演と言ったら失礼だけれど、これからますます注目してしまいそうです)

レディオヘッドのジョニー・グリーンウッドの
手がけたサウンドトラックがより不穏な空気をつくり出していて、
『シャイニング』並みに不気味でよかったです。






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『ブルー・ブック』 を始めました。
とりあえずは2ヶ月に1度で、自分の身の丈の範囲で。






d0090805_19433483.jpgここ数ヶ月、フライパンで焼くパンづくりにはまっている。
きっかけは、大人気ブログ『じーさんがばーさんにつくる食卓』の この日に書かれた日記 にて。

一週間分をまとめて作って朝ごはんに食べてます。
強力粉をベースに、
上新粉(米粉)を入れたり(サクサク度が高くて焼くともう最高ー)、
コーンフラワーを入れたり、
全粒粉を入れたり(香ばしくて繊維も豊富!)、
薄力粉を入れたり(でも割合が多すぎると団子みたいな食感に…)、
そこにまたケシの実・ゴマなどを入れたりと、
いろいろです。

生地の間に細かいココナッツチップと練乳を挟みこんでつくった
カシミリ・ナン(ナンのおやつヴァージョン)もどきも、
美味しくって吠えました!うほー。

カリッとトーストしたトップに
あれこれ試しに買って来たチーズを乗せたり、
下の、手製のココナッツジャムを塗ったりと
朝からハイカロリー摂取中〜。






d0090805_331204.jpgそうですそうなんです、ココナッツ好きなんです私。
パン同様にハマっているココナッツジャムの 作り方 はこちら!
ミルクセーキのような甘さ旨さが最高でっす!ハフハフ!
作り方も簡単で、かーなり作りやすい!

昔、友だちが『フォションのミルクジャムがおいしすぎる!』と
言ってて、未だ試したことがないのですが、
きっと似た風味なのではと勝手に想像してます。
このジャムはシンガポールやマレーシアが発祥らしいです。






d0090805_23531588.jpg暑いものでたまらず、きのう、近所の市民プールに行ってしこたま泳ぐ。

泳ぐの大好きなのに思えば6年前に沖縄で泳いだっきり。
おととしにハンガリーでプールみたいな温泉に行こうとして、
着いたものの閉館時間になっていて行きそこねたんだった。
だから念願でした!やーもう気持ちよかったなあー
身体がカンを戻して来ると非常にいい調子でいい気分で、
気付けば2時間半も居て、
往復30本は泳いだので、1.5kmくらいはこなしたのかな。がんばったー
定期的に行くときっと素敵!カラダの引き締め効果を望みます。
(写真は、大好きな映画 『都会のアリス』 のワンシーンです)






d0090805_3412788.jpgどうでもいい、なんてことないトピックなんですが、
私のまぶたは二重で、昔よりだんだん増えて来て何重もあり、
こないだなんとなく数えたら六重もありました。バームクーヘン的ね。
比較的、私は眠そうな顔つきをしてるそうですが、このせいかー。

せっかくなんで、The La'sのゴキゲンなナンバー(笑)を、どうぞ☆
The La's 『 Son of a Gun & There She Goes - LIVE - TV 』 (youtube)
The La's 『 Timeless Melody 』 (youtube)
彼らの曲を聴くと甘酸っぱい気持ちになります。なるよね。

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# by norichofu | 2008-07-22 00:00 | 日々生活 | Trackback | Comments(7)
2008年 04月 24日

春まっさかり/チベット伝統音楽,イラスト仕事,etc.


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春眠、暁をおぼえず…ムニャムニャ…
ごぶさたさんでしたがみなさんお元気でしたか。
なんだかもう月イチな更新リズムでございます。
( ←大阪・南堀江の障子屋さん。2002年撮影)
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こんな小さかった甥っ子がこの春に高校入学、
ほんと大きくなっちゃってさーもー。
まだまだかわいらしいところもありつつ
身長はすでに175センチにも。
しみじみと時間の流れというものに思いをはせてしまいます。


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■おしごとしました

d0090805_14133097.jpg岡山の薬効手染屋さん・ アルデバラン さんにて、
『WHAT'S 布ナプキン?』なる、布ナプキンのABCがわかる小冊子をつくらせていただきました。
全16ページの手のひらサイズになる予定ですが、
先行してホームページ上でも公開されていますので
ぜひお時間あれば見てみてくださるとうれしいです!
いつも紙媒体のお仕事がほとんどなのでこういうふうにネットで見てもらえるのもありがたい。

このご縁がきっかけで私も使い始めました布ナプキン、
生理痛もやわらいだり、肌のかぶれやひりひり感もなくなったりしてきもちいいです!
それにゴミが出ないのもすばらしい…正直、環境のことって
やっぱり自分自身のことより後まわしになるから、
これはうれしい副産物だなあと。

d0090805_1545084.jpg布ナプキンに先行して始めていた 石けんシャンプー も、使用感がきもちいいし、自分のからだにも良いし環境にも良いしでよかったなあと思っています。
そもそも合成シャンプー&トリートメントのぬるぬる感がちょっとやな感じになってきて、
そこから調べていくと
市販されているシャンプーの大半に使われている合成界面活性剤の有害性に行き当たり、
人体に悪影響を及ぼす環境ホルモンのひとつだというし (経皮毒)
排水から自然に戻りにくいというしで( 石けんはすばやく戻るそうな )、使わなくなりました。
液体のものもたくさん出ていますが、私はいろいろ試してみたところ、
オリーヴオイルで出来た固形石けんがいちばん合うようなので、
頭にゴリゴリ泡立てて洗髪。ゴリゴリ。全身これひとつで洗えます。

あまりにつっこんだ化学の専門的な話はわからないし、
けっこう軽い気持ちで石けんシャンプーに変えたのですがこれまた快適で。
頭皮はすっきり感ありあり、髪までなんだか早く伸びるようになったし…人によってはそのほかにも良い兆候があるそうです、アトピーやアレルギー、薄毛や子宮内膜症が治った方とかもいるそう…環境ホルモン、こわ!

その他くわしくは 『石けんシャンプーのABC』 にも書いてあります。
石けんシャンプー、ぜひともおすすめです☆


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■Tibetそれから

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世界中からこれまでにないくらいチベット問題にたいして声があがり、意思が表明され行動がなされる一方で、
それに反比例するようにチベットの現在の内地事情がほとんど伝わってこない日々がつづく。
たまにダラムサラやネパール在住の方のブログ等で伝聞的に伝えられているのがあるくらい。
そのあいだに、今こうしている間にも、中国政府がチベットで何をしているかと思うとうすら寒い思いがする。

だけれども聖火リレーでの抗議や開会式ボイコットのように
世界中が声を上げ続けることで中国政府の態度がどう好転するか軟化するか、
わずかながら期待しているのだけども…ありえない事なのか…
理想的な手順があるとしたら、
封鎖状態のラサのみならずチベットをオープンにして、
ダライラマ14世と胡主席の対話を実現させ、
チベット人の今までの捕虜全員を解放させ、
今まで締め付けてきたチベットの文化・仏教・伝統・慣習を
彼らのもとに返し…
(↑この最終目的に到達しきちんと伝授され継承されるまでにも
相当な時間・長期的展望を要するのでしょう)
こう見ると、本当に本当に長期戦なのではと思い知らされる。

ダライラマ14世が先日に日本に立ち寄った際の記者会見で言ったような、
独立は求めていないが正当な自治を求める、というのは理想なかたちかもしれないけれど、
到底難しいことなんだろうと思う。
まるまるチベットに返さないかぎり、中国から引き離さないかぎり、また繰り返される。



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■4月20日 チベット伝統音楽のおはなしと 『ヒマラヤを越える子供たち』上映会 (@ 大阪市北区・チャクラ

d0090805_2274578.jpg(↓ ちらしより抜粋)
"…チベット亡命政府のあるインド・ダラムサラから来日されている、
タントン・ルガル音楽学校校長のブンツオク・ツエリン先生と
仏教大学チベット学教授の小野田俊蔵先生をお招きして
チベットの音楽について演奏を交えながら解説して頂きます。
また併せてご来場のみなさまにチベットの現状を知って頂く為に
映画『ヒマラヤを越える子供達』を上映させて頂きます。… "

ワークショップやレクチャーなどいろいろな企画をたてていて気になっていたチャクラ。近所だし、今日のもよおしはありがたいことにフリーだったしで行ってみました。

最初に映画の上映があり、これはもう言うまでもなく観ていて胸が苦しかった。
小さい子が凍傷をつくってまで最悪のばあい遭難して亡くなってしまうまで親と別れてヒマラヤを越えなくてはいけない現状。子どもたちをガイドする、過去にチベットから同様に亡命してきた青年は22日間かけて山を越えてきたという。
そうでもしないと、チベットでは学校で中国語を教え込まれ使用を余儀なくされるため、自分の子どもにチベット語やチベット仏教教典・文化を身につけさせることが出来ない状態。
もうチベットの地がチベットたりえないのだというのがありありとあった。

ブンツオク・ツエリン先生と小野田先生が、チベットの弦楽器を演奏し歌いながらいろいろなチベット文化や風習についてお話ししてくれるのがおもしろかった。こういう音楽面というか芸術面からチベットを見たことがなかったし。ゲストの川辺ユカさんも交えて歌声が交差する。

最後らへんにブンツオク・ツエリン先生が言った言葉がすごく頭に残っている。
『できるなら、皆さんとまた、ラサで会えますように』
ブンツオク・ツエリン先生は12歳でインドに亡命してこられた。先生がラサで演奏する、そんな日がほんとに来たらいいのにと思った。

終演後、帰り道に偶然にもブンツオク・ツエリン先生とお話しすることができた。演奏中の厳粛なふんいきとはまた違ってとてもにこやかな方。
タントン・ルガル音楽学校の校長でもある先生は、ダラムサラに来たら連絡してと名刺をくださった。
将来行くことはないかもしれないけれど、今晩の演奏のお礼を言いながら、
先生の幸運を願いたい気持ちだった。

関連記事…神戸新聞|社会|『亡命チベット人の音楽家が演奏会』
(余談、↓これ読んでみたいー)
ゴルゴ13とパンチェン・ラマ11世


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トレッキング先のネパールの山腹から
標高6993mのマチャプチャレ峰群をのぞむ。(1999年)

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# by norichofu | 2008-04-24 00:00 | 日々生活 | Trackback | Comments(7)