2008年 02月 04日
2006年8月26〜30日滞在。 欧州旅日記もこれでとうとう最後となります。うあー長くなっちゃったなあ。 11カ国・22都市それぞれに、当たり前のことだけれど、多様なチャーミングさとインパクトがあって、あそこもここもといろいろ記憶がよみがえって来るものでつい長々と51編まで引っ張ってしまいました。 でもでもまだ向こうで買ったおみやげアルバムなんぞをまとめてみたいので、まだもうちょっと”2006夏/欧州旅”シリーズは続きます。今後もまたふらっとでものぞいてくれるとうれしいです。 在仏トータル7年(くらいかな?)の tomoueちゃん の行動エリア・行きつけの場所にも 連れて行ってもらったり。 tomoueちゃんが”おやじカフェ”と呼ぶZorba。渋い!たしかにお客はおやじさんが多かった。 フランスのカフェではたいていカウンターとテーブルではメニューの値段が違うみたいで、意外な発見だったなあ。 おやじさん、シルエットで人生なんぞを語る。 素敵。 補色どうし。 ベトナム料理屋が何軒か並ぶあたりへ ベトナム・フォー(麺)を食べに行く。 香菜やレモンを絞り入れて、さっぱりおいしくて大好きー ベトナム移民街があるんだったかな、その一画です。 フォーのお供に、三色水というドリンク。 タピオカとココナッツミルクと何やらかんやらが入って、ミルキーでおいしかった! ココナッツ関連も大好物です。あの風味は魅惑的だー 曇り空のもと、静かに流れてるセーヌ川。 ノートルダム寺院。 いつも観光客でにぎわっているみたい。 むかし来たときに展望台まで登ってみました。良き眺めだったー ルーブル美術館近くのカフェにて。 雨が降って来たこともあり、休憩。 雨のせいかしっとり静かなふんいき、 なんか落ち着けるいい席だった。 そのほか、有名だという ベルティヨンBerthillon のアイスクリームを食べたり、オーション Auchan というtomoueちゃん行きつけの巨大スーパーマーケットでおみやげのお菓子や紅茶やハーブティーを買い込んだり。こういう大型スーパーでの買いもんってたのしいなあ。関西でもカルフールとか行くとコウフンします! こういうお茶のアソート(コフレ)などをバカバカ買っちゃいました。 また別の日、geronimoちゃんと2人でシャンゼリゼ通り沿いに歩いてみた。 雨降りは続く。 ↑ この広場の一画に、マリーアントワネットが ギロチン台にかけられたという場所があると聞いたのですが、 それらしきモニュメントが見つけられず、 わからずじまいでした。 高級ホテルのホテル・クリヨン前に人だかりが。聞くところによると前日パリでコンサートだったマドンナがもうすぐ出て来るんだとか。時間もあるしgeronimoちゃんとしばらくたたずんてみたけれど、寒いし出てこないしで撤退。パリまで来てなーにやってんだうちらは。ミーハーね☆ あとから”何ごと?”と尋ねてくる人に“マドンナが出て来るんだって”と伝えた時の反応と表情がたのしかったです笑。絵に描いたような”Wow!"とか"Really??"が見れました。 人だかり〜 凱旋門にてセレモニーが。 だいぶと高齢の方々が、軍の制服らしきものを着て胸にたくさんのバッヂをつけてセレモニーに並んでらっしゃった。 そしてそこからエッフェル塔までてくてくと。 谷間からこんにちわ〜 着いたー! エッフェル塔の名を聞くと、 ピクシーズの『アレクエッフェル Alec Eiffel』 を思い出す(好きなナンバー!)。歌詞の内容はよく知らないままだけれど。 未だにエッフェル塔には登ったことがありません。 鉄鋼の網目の模様だって洒落てる。 8月30日の朝には空港へ行かなくてはならないので、 29日はゆっくりめに過ごす。 荷物もまとめつつ、tomoueちゃんの良く行く 近所の青空市場に行ってトロや果物を買ったり、 tomoueちゃんの彼の作った映像作品などを観たり。 映画のコマ割りの意図などを聞いているとなるほどと思った。 とくにクレイアニメーション作品はその制作過程を想像してなおさら感心した。 涙が出そうなくらいおいしかったtomoueちゃんの作った鉄火丼とお味噌汁。お味噌汁なんてずいぶんと久しぶりだあー ↑ 旅の最中は和食欲はそうでもなかったのだけれど、帰ってきてから和食に目覚め、 食べるのも作るのももっぱら和食党になってしまった。 白ごはんの魅力、ダシによって生じる風味の大きな違い、さしすせその織り成す調味料マジックetc、うあー底が深いー 和食党ーーー年齢的にもそういう時期を迎えたのかな??うむー。 2カ月間日本を離れた反動かもしれないし。 でも実際、近年になって、食というものを前より意識するようになった。 食べものが身体に与える役割や影響や恩恵について再確認しはじめた。 当たり前のことなんだけれど、身体をつくり、要所要所を栄養分でもって補ってもらったり、体力を維持してもらってるんだなとあらためて思ったりする。 昨今は食品偽造も危ない添加物騒ぎもひんぱんだからなおさらだなあ。 8月30日、12:35発で日本へ。 tomoueちゃんが途中まで見送ってくれる。 tomoueちゃんの彼の、ニッコリでも下がり眉になってる表情を見て急に名残り惜しくなってきた。 2人にはまたしばらく会えないんだなあ。 パリ北駅。 ここからシャルル・ゴ・ドール空港へ。 なんでだろう、このへんのことあまりよく覚えてないや。 シンガポール航空で飛ぶので、 途中シンガポールで乗り継ぐスケジュールなのですが、 なんと17時間の待機! 航空券を買った時点で覚悟はしていて、 なかなか長時間だったものの、 ソファで眠ったりテレビ観てたりしてると思ったより早く17時間は過ぎてった。 イランのアフマディネジャド大統領を糾弾中。 そしてそして飛行機にふたたび乗り込み、関西国際空港へ到着。 ここでgeronimoちゃんにハプニングが! 荷物が出てこない…調べてもらうとどうやらシンガポールで荷物からもれた様子。 ぶじ後日、家に届いたからよかったー 久々のわが家、思わず母とハグ!ぽんぽん背中たたき合う。母とこんなのって初めてだ。 -------------------------------------- 今でもあの2カ月間の旅は夢だったみたいな感覚がある、なんでか。 でも同時にはっきりとしたいろんな記憶が頭にも身体にも残ってたりするし。 あーやっぱりたのしかったなあ☆☆☆ 旅が終わって、geronimoちゃんにたいして、 なんだろうなぜかイトコとか親戚的な感じがしている。 血の感覚?血縁レベル?親心みたいなのもちらほら…2カ月もいっしょに過ごしてたから口数の少なーい日もムッツリしちゃった日もあったけどそんなのはあってしょうがないし問題じゃなかった。 それにしてもお互いケガや急患も無くってほんとよかった。 観光名所やランドマークもそれぞれすてきだけれど、 旅して何がいちばん見たいかというと、 遠い国々にも同じようにある日々の暮らし、かなあ。 その土地々々で、町の片隅で、育まれる人の成長、家族の歴史。 ていうかただただ子どもとお年寄りを見るのがほんとたのしかった笑。 日本でもそうなんだけれど。お年寄りからうかがえる時間の積み重なりや風格、子どもの持つまぶしさやおもしろさ、最近はそういうのに惹き付けられてしょうがない。 もうこんな長旅はこれで封印だとなんとなく心に決めていた。 たぶんその通りになると思う。またどこか行きたくなるかもしれないけど笑。 ではでは、次回からはおみやげアルバムが始まりますー
by norichofu
| 2008-02-04 00:00
| 2006夏/欧州の旅
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アバウト
わたなべのりこ/イラストレーション描いてます。大阪在住。06年夏のヨーロッパ11カ国・2カ月間の旅写真や、撮りためたものをアップ等。旅日記全52編の一覧は下のカテゴリの”もくじ”からどうぞ☆ by norichofu カテゴリ
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