2008年 01月 06日
2008年、明けましておめでとうございます☆ 今年もいろいろと精進できたらなあと思います。集中力とか強化したいなあ。 それはそうとお正月から空腹感を感じるスキもないほど 食べてる気がしてまあす。あー罪悪感。飽食だー。 新年から映画『リトル・ミス・サンシャイン』を観た。大好きな映画が久しぶりに一本増えた!(ってなんだかえらそうな物言いですみません)とくに笑いながら泣けるラストあたりが秀逸。この映画、すごく良いです!新春って感じに私の気持ちもじんわりあたたかくなりました。日だまりのようにほこほこー。観た方たくさん居てはりそうですね、すごくおすすめです。 そしてそして、まだつづく”2006夏/欧州の旅”編、去年のうちに書き切れればと思っていたのですが2年越しになってしまいました。 以下の日記のフランス・パリがこの2ヶ月間ふたり旅の最終目的地。 でもまだ旅日記のあともおみやげアルバムみたいなものをまとめておきたくなったので、まだもうちょっとこのシリーズはつづくかも…長っ。 ただでさえもう長丁場、気がむいたら良かったら時間があったらまたのぞきにきてくださるとうれしいです。 2006年8月26〜30日滞在。 ミュンヘンからとうとう旅の最終目的地パリへ。夜行バスの乗場があるミュンヘン郊外のフレットマニング駅 Fröttmaning へ。 駅からワールドカップの会場にもなった アリアンツ・アレナ Allianz Arena の白いモコモコが見える。← ホームページで観れる夜の電光のようすもかっこいいー。スイスの建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンの作品だそうです。面する高速道路では、アリアンツ・アレナのあまりの美しさに見惚れてしまうドライバーが多く、事故が多発しているとか。わお。 ベンチで背中合わせに座ってた男の子にポテトチップスをあげながらバスの出発を待つ。ポリポリ。大きくなるんだよー あー『リトル・ミス・サンシャイン』みたいだー(まだ余韻引きずり中) 途中、給油所などに寄りながらパリへ。 夜明け前後、バスターミナルで。 前にこんなふうな空気の映画を観たような気がするなあ。 パリではうちら2人の幼なじみ、tomoueちゃんのお家にお世話になる。tomoueちゃんに会うのは、チェコを一緒にまわってからだからほぼ一ヶ月ぶり。 tomoueちゃんと一緒に暮らす彼に会うのはさらに2年ぶりだしうれしかった! このバゲットでつくってくれたtomoueちゃんのサンドイッチが最高においしかったー ざるの中の果物は、ミラベル mirabelle。薄皮のブドウみたいなもので、おいしいんですこれがまた! 着いて早々、この日うちらはパリでも大きめのロック・フェスティバル ロック・セーヌ rock en seine へ。うちら3人ともお気に入りの レディオヘッド radiohead や ベック Beck が出演☆豪華だ! パリのtomoueちゃんにしっかりチケットを押さえてもらっておいたのでした。 この年の ロック・セーヌ 2006 rock en seine (photo) には日本から東京スカパラダイスオーケストラも出演していて、しかも別ステージのトリだったのですごいなあと同じ日本人として正直誇らしかった。メインステージのレディオヘッドと時間がかぶったのでちらっとでも観ることが出来なかったのは残念。 昔ちょこっとスカパラを聴いてた頃もあったし、現在のドラムスは大好きだった フィッシュマンズ の茂木欣一(きんちゃん)なので、 遭遇できたらいいなあと思っていたけどまったくメンバーさんを見かけませんでした。 なんとなくペタリ → フィッシュマンズ 『ナイトクルージング』(youtube) この曲ほんと好き。絶品。持って行かれそうになります。 グッズや飲食物、スポンサーのテントがずらっと。 これはフランスの音楽雑誌のテントにて。 人いっぱい。メインステージ。うちらはここから観てました。 メインステージは5バンドが出演、フランスのバンドphoenixのステージも観れた。 まだ空も明るい20時前ごろにBeckのステージがスタート、マリオネットやダンサーやミニフィルムなどあの手この手でたのしませるステージ。こういうステージングだけでなく、曲づくりにアレンジにPVにアートワークetcにふれるたび、ベックの頭の中がいつも気になる。 日も暮れた21時30分ごろにトリのレディオヘッド。フランスでもすごい人気だというし歓声もすごかった。これまた大好きな 『street spirit』 (youtube) を聴けたのでよかった。数曲あったかっこいい新曲も、今は先日出たアルバム『IN RAINBOWS』で聴けるのでうれしい。 こうこうと照るまぶしいステージのあと、視覚も気分も暗順応、クラクラ。てくてくと家路につく。 パリ2日目は行ってみたかった カルティエ財団 Fondation Cartier へ。 建築も見どころだそうでおもしろそう。 建築家ジャン・ヌーベルの設計によって建てられ、 エレベーターの箱などもほとんどがガラスで出来ていて、 世界一透明の建築と言われているそうです。 建物の周囲は庭や緑で覆われていて、太陽の光も射し込み、まばゆい。 以前、東京で カルティエ現代美術財団 @東京都現代美術館 なる展覧会があったんですよね。 関西にはまわって来なかったなあ。 カルティエ財団はなかなかユニークな作品群を所蔵されているとか。 企画展の、アニエス・ヴァルダ Agnes Varda の 『 L'ILE ET ELLE ( =島と彼女 ) 』 展を観る。 『 カンフー・マスター! 』などを撮った映画監督ですが、思えば私、彼女の映画を一本も観たことがないなあ。 あらゆる表現手段を用いた作品が並びます。やはりフィルムや映像を用いた作品がメインでした。 その帰路で、ガレット(そば粉クレープ)を食べにモンパルナス駅に立ち寄る。 クレープ好きだー。 大阪のうちの近所にも美味しいガレットを食べさせてくれるお店があるので、たまに行ってしまう。 お店の名前は、Creperie Genia。 98 Boulevard Montparenasse。 パリに来るたびこのお店に食べに来てる気がする。 お店のふんいきも入りやすいのです。 そこから移動して、 ポンピドゥー・センター Centre Pompidou のブックショップでtomoueちゃんと彼と待ち合わせ。 ポンピドゥー・センターは大幅改装中で、今回は展示も観ずでした。 ポンピドゥー・センター前でtomoueちゃんたちの友人がパフォーム。 ”伝統”や”教育”などと書かれた紙の積木をつぶし、おもむろにプレートに指で赤インクで何かを描いていた。アベマリアの文字、エトセトラ。 威風堂々。 パリ〜。 夜、幼なじみ3人衆のみで レ・ロマネスク Le Romanesques のおふたりの住まいへあそびにゆく。 まやちゃんという女の子一家のここはけっこうなお屋敷! ぐるりと案内してもらって庭のちょっとした竹やぶで6人だべるの巻。 いい感じにくたびれた風貌。 ちら見。 パリ2日目の夜はこのお屋敷で更けていく…つづくー。
by norichofu
| 2008-01-06 00:00
| 2006夏/欧州の旅
|
アバウト
わたなべのりこ/イラストレーション描いてます。大阪在住。06年夏のヨーロッパ11カ国・2カ月間の旅写真や、撮りためたものをアップ等。旅日記全52編の一覧は下のカテゴリの”もくじ”からどうぞ☆ by norichofu カテゴリ
以前の記事
2015年 03月 2010年 12月 2008年 07月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 more... ブログパーツ
link
フォロー中のブログ
ライフログ
最新のトラックバック
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||