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2007年 10月 25日

欧州旅43…オーストリア / ウィーンでフンデルト・ヴァッサーさんの偉業をたどる

■ごぶさたしておりました、すっかり秋もようでございますのね。唐突ですがお知らせ〜
この欧州旅日記ですが、”国別に日記を捜しづらい”とのお声をいくつかいただいていたので、もくじ一覧を作りました。ふだんから右の柱にある“カテゴリ”の一番上にも置いておきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


2006年8月17日〜21日滞在。
d0090805_23462886.jpgスロバキアの首都ブラチスラバから航路でオーストリア・ウィーンをめざす。ドナウ川に身をまかせ〜。バス・船・列車・飛行機などなど、いろんな移動手段を駆使できるのはたのしいです。それぞれの旅情みたいなのがあってきゅんときます。
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船で約2時間ほど。
ちなみに、逆にウィーンからブラチスラバへ向かうのは、川の流れに沿って行くことになるので、所要時間1時間30分と少し早く到着できるみたい。
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ウィーン到着!ドイツ語圏に再び。
仲良しさんね。
イギリスからスタートした旅ももう全体の4分の3ほどを過ぎ、ポーランド〜ハンガリー〜スロバキアと中・東欧をまわってきてウィーンへ。ここらへんに来るとだんだんと西欧に戻って来た感じがする。ウィーンは都会だった。
夕暮れせまる船着き場の対岸には国連ビルの立派でシャープなつくりの新築ビルがさんぜんと建ってた。うちらは現在地をちょっと思い違いしていて、地元のおばあちゃんたちにわからないドイツ語でやさしくあたたかく根気づよく教えてもらった。ずっとニコニコしてくれてたなあ、かわいい…なんだかほだされる。とくに小さいおばあちゃんってそれだけでもうなんかたまらないものがあるのはなんでだろう。






地下鉄に乗り、西駅へ。宿は予約していたWombats Hostel
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ロビーでは日ねもすMTVらしきプログラム、これはWeezerが歌ってる。サバサバしててかっこいい受付の黒人系のおねえさんはよく歌いながら踊りながらみんなを迎えてた。
この宿は改築したてできれいで、バックパッカー向けの値段のわりに設備も良くって、キーもカードキーでしっかりしてました。






身軽になって、国立オペラ座などがあり人のにぎわうウィーン中心部へ。
こういう街に来るたび、ちょっとはクラシック音楽を聴いてみないとなあと思う。
楽曲をたのしめたら、なおその背景や物語をつかめたら、その街のたのしみ方がぜったい広がると思うから。
ウィーン中心部のランドマークのひとつ、シュテファン寺院に行ってみる。
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シュテファン寺院。高い2つの尖塔は137mあり、寺院の塔では世界第3位だそうな。
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シュテファン寺院前のにぎわう広場、シュテファンプラッツ。
このあたりはオペラやコンサートの客引きさんがとても多い。いちおう礼儀としても、ちょっとはパリッとした格好であれば行ってみたいんだけどな。
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おごそかな寺院内部。地下にはカタコンベ(白骨の山)があるそうな。歴代の皇帝の内蔵が入った壷も。わお。ツアーもあります。
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またも高い場所を求めて。
6年前にウィーンに来た時も登って今回もまた。
343段の階段で、73mのところまで行けます。ふう。
尖塔は工事中で、視界はところどころ悪かった。






そこからてくてく歩き、ナッシュマルクト (市場)naschmarkt へ。6年前来たとき通いつめてたお気に入りのインド料理屋 Indian Pavilion をめざす。
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これまた前回とおんなじ組み合わせの、ラムカレーとマンゴーラッシーをいただく。うま!
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市場にほど近い、カールス教会前の池で。
ざぶざぶ。
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このあと、犬がぶるんと身体の水をはらったので飼い主さんにほとんどかかり、ちびっ子もみんな大笑い。
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←どこかの教会。青。
ウィーンに来ていたlinちゃんと再び落ち合い、野外フィルム上映に行く。夜に、市庁の壁面を利用して大きくオペラやミュージカルのプログラムを映し出し、客は世界の料理やアルコールをたのしむ、という粋なもの。こういうかたちででもオペラをたのしめて良かった!






翌日、朝!
今日はうちらのお気に入りのオーストリアの画家、フンデルト・ヴァッサーさんの遺した偉業をたどる!
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まずは氏が設計したフンデルト・ヴァッサー・ハウス hundertwasserhausへ。
実際ここに人がふつうに暮らしていることがうらやましい。内部はどうなってんのかな。
うちらはこの旅のちょっと前に『フンデルト・ヴァッサー展』(@京都近代美術館)でもおさらいしたのだけれど、日本にも氏の設計した建造物はけっこうある。大阪には、舞洲ごみ処理場(トップの写真)や、キッズプラザ大阪のこどもの街など2つもある。とくにごみ処理場なんて、もうほんとかっこいい。粋。
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お宅訪問してみたい。
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通り抜け道と噴水。どこかアドベンチャーな気分〜
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建物の一階にはカフェやおみやげ屋さん。






d0090805_211441.jpgそこからドナウ川方向に沿って数分歩いたところにクンストハウス・ウィーン kunsthauswienがあります。kunstはドイツ語で芸術、ここはヴァッサーさんの作品を展示した常設部分が大半を占め、企画展も行われている美術館です。
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チケットもグーです。まさしくパズルピースみたいに厚紙で出来ています。
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裏面。何種類かパターンがあります。
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うがー。すごい。やられそう。
たくさんのヴァッサーさんの絵画のほかにも、タペストリーや設計図、建造物模型などが展示されています。
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『 Grass for those who cry 』。
うずまく渦巻き。
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自然を愛したヴァッサーさんは、環境保全などに関連したポスターをよく手がけてらしたそうです。
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ごきげんヴァッサーさん。奥様が日本人の方だったこともあり一時期は日本で暮らしてたそう。
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かぶりもの、どれも似合ってる…てゆうかやはりずいぶんと男前だなあ。


お次は、『MuseumsQuartier』 なる多種のミュージアムを始め文化施設集約な一帯へまいります。
2000年に訪れたときにはまだ建設中だったのでたのしみだった場所。敬愛するエゴン・シーレやクリムトの作品から現代美術、子どもの知育施設からサブカルチャーまでがそろっているユニークなところです。
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by norichofu | 2007-10-25 00:00 | 2006夏/欧州の旅 | Trackback | Comments(4)
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Commented by とも at 2007-10-26 08:06 x
トップにリストが出来てる!すごく助かります。

ウィーンといえば、やっぱりnorichofuが前に行った後にフンデルトワッサーおじさんの事を聞いて、急に友達とクリスマス前に行ったのを思い出したわ。その時は宿を決めていかなくて、ペンションみたいな所に泊まったのだけど、すごく渋かった(でも、広くて何もなかった)のを覚えてる。そして、シーレの作品をほとんど観れず終いで帰って来たなぁ…ちゃんと情報norichofuから貰ってたのに!

Commented by ヒロ at 2007-10-27 00:28 x
教会内部の写真、良いね。シビれるわ~、こういうの肉眼で観たらメチャ感動すると思う。

ヴァッサーさんて、舞洲のゴミ処理場の人やったんやー←省略しすぎ
今年のサマソニは舞洲で開催してんけど、行きのバスの中で「あのゴミ処理場のてっぺんに金色の雲みたいなやつあるやろ? あの中が今回のサマソニのメインステージやねん」
て地方から来てる子に説明してる奴がいたw ひどい嘘だw
Commented by norichofu at 2007-10-28 04:03
>>ともさん
私も、シーレの作品がたくさん所蔵されてる美術館が
前に来たときはまだ建設中だったから、今回観れるのたのしみだった!
閉館時間が迫ってたので駆け足で観たけれど、
なかなかたくさん所蔵してありました。

ヨーロッパの年季の入ったペンションとかって
ふんいき良さそうな気がする。イギリスのB&Bなんかも好きだなあ。
Commented by norichofu at 2007-10-28 04:21
>>ヒロさん
あの玉ねぎみたいな部分よね、なんだか廻ってそう笑。
あのごみ処理場ってどこか宮殿かお城みたいだし
見てるとわくわくします。

教会とか寺院とか神社もだけど、
神聖な場所っておそれ多くって恐縮してしまうところが良いなあとおもいます。
教会で祈りをささげているひとたちの姿にもグッとくるものが…



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