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テレスコープ、カレイドスコープ。

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2006年 04月 24日

3月まとめ / 前世喫茶へ行く

3月まとめ / 前世喫茶へ行く_d0090805_321225.jpg( ←前世喫茶「カフェ・ローデストン」の外観)

●3月末
とある楽器奏者さんのブログで半年ほど前に知った、この前世喫茶(←すごいネーミング)の存在。
ずっと気になりながらも行かずじまいだったのが、突如『そうだ!今日、会社帰りに行っちゃおう!』とひらめいて、訪れて来ましたカフェ・ローデストン。
大なり小なり、実際面でも内面的にも、ちょっとしたターニングポイント?を迎えているので、その節目にこういうのはちょうどいいタイミングなのかもしれないし。
星座占いとか六星占術みたいに、十把ひとからげで割り出すような占いよりは、手相観やこういう前世観の方がまだ鑑定結果にうなづける。だからこそ、良くない結果には速効へこみそうで勇気が要るかも。
そうそう、常々思っていたのが、「自分探し」っていう呼び方、あれってどうにかならへんのかな。すごくインスタントな名付け方の気がするし、それをまた声高に巷やメディアで簡単に使いすぎ。気持ちわるい。だって、そもそも声高にする行為じゃないし。ひっそりとしたものだし。
あそこで指してる「自分」っていうのは、アイデンティティやキャラクターではないはずで(ある程度の年齢になったら、そんなん各自つかんでるはずでは)。むしろ「潜在能力探し」とか「使命探し」「可能性探し」の方がいいかも。これもはずかしさ満点だけど...。

この喫茶店は、店構えもメニューも英国風アフタヌーンティールームそのまま。なのに看板や張り紙などにもいっさい前世占いについては書かれておらず、まったくのクチコミで広まっている様子がそこにもうかがえる。
とりあえずウインナーコーヒーをオーダー、と同時に前世観もオーダー。
すると、にこやかなママさんが来て、メモに名前を書いてくださいとの事。そして、3代前の前世まで観てもらうことにする。1代みる毎に1,000円で、3代分まで遡ってみてもらうと3,000円となります。
自分の順番をコーヒーをいただきながら待ってる間に、隣の席で前世観してもらっているのを聞いていると、かなり信憑性があるようでだんだん空気が重くなってきてる。こっちまで緊張感ただよって来た!最初はハンガリーの貴族でした、とか言われてらしたのが、そのうち姑さんとの相性を前世での関わりから観てもらってたり。深刻そうな空気。
そしてそして、とうとう私のテーブルにママさんが来られて結果を書いた3枚の紙を渡してくれた。
そこには・・・以下が私の前世でっす!ひゃー。

1つ前の前世---88年前のオーストリアの修道女(女性)
2つ前の前世---196年前の中国の思想家(男性)
3つ前の前世---279年前のイタリアの画家の卵(男性)

・・・正直、こう言われて、違和感もなければ、やはり不思議な妙な心境!なんだか3つともストイックではないですか、ねぇ・・・。ほほほほ。
『オーストリアの修道院であなたは子どもの世話をしていたみたい。だからあなたは保母さんか保育士をしてらっしゃるのかと思ったの』ママさんがこう言われたのも、現世に一番影響している前世が人それぞれ違っていて、それが私の場合は1つ前の前世だからみたい。たしかに子どもは好きだしいつかは産みたいし、でもそれ以外で影響が出てるといえば、ドイツ語自体に惹かれるのもそのせい??まぁそれはドイツ好きからの派生かも。だとしてもウィーンの街は実際に気に入ってしまった、大好きな街のひとつだし。

で、2つ目。思想家というか、僧侶さんに近い位置の人だったそう(修道女の前は僧侶、て事はいづれにしても聖職に就くほど信仰が深かったのでしょうか)。場所は雲南省の方だったとか。ほぉ〜、ふむふむ。

3つ目が、これまた画家の卵!卵?ふ化してないのん?数年前に知り合いに言われた言葉がフィードバック......”のりちゃんって、細く長く絵描いてきてるけど、なかなかブレイクせえへんなぁ”...... 
図星?図星!きゃははは〜全然この言葉に傷ついたとかは全く無いねんけど(ほんとよ)、あちゃーって感じはしたっけ。それでも、細く長くさせてもらえる機会がある自体、全くもってありがたい事。その点よりも、前世でも私は絵を描いてた事を告げられて、熱いような・感慨深い気持ちになって、背中を押された気分になった。真っ向から肯定!とまではいかずとも、”あぁこうやって数百年たって今もまた描いてるんだわ私は”、という様な。傍観する感じで。
ママさんにとりあえず食い下がって尋ねてみた。
『あの、卵っていうのは、売れなかったって事ですか?』
『うーんそうね、大成しなかったみたい』(あははは)
『あの、早死にした・・・とかじゃなくってですか?』
『ええ(笑)』(きゃはは〜)
どうやら、ちょうどその頃のイタリアはフラスコ画が画家のメインの仕事だったらしいんだけど、この年代辺りから外に出て風景画を皆が描き始めた頃らしい。だからどんな対象を描いてたかは不明。

あとは、3前世とも生涯独身だった事(ちょっとへこんだけど、けっこうそういう前世を抱えた人は多いらしいとの事)、金銭面でバランスのよくない面がある事、などなど。
というのもママさんいわく『ね、だって3前世とも商売に全く関連してないでしょう?(ほんとだ!合致!鳥肌。)商人の経験がこの間まったく無いから、増やすとか儲けるという感覚があまりわからないんじゃないかしら』。ほほ〜なるほど〜たしかにそうかも・・・財テクとか経済にも全くうといし。そういうところにも前世の影響が顕著に出るものなのかも。
結婚も同様で、3前世の長い間に結婚経験していないから魂が記憶しておらず、そのため感覚的に結婚のイメージがわきにくいのでは、との事。
そういう、魂レベルで感覚的に足りない項目は、意識して思考しヴィジョンを描きイメージングをすると良いのだとか。

あと、ママさんが言うには、世間一般的には『人は前世でやっていた事を繰り返す』というカルマ色の濃い・背負うようなネガティヴな見解があるけれど、そうではなくて『前世で出来なかったことをする為に今がある』と反転して前向きにとらえるべきなのよ、とおっしゃっていました。例えば、現世で何か大事な行動を起こす時などのためにも、前世での傾向を知る事によって必要なヒントや情報が得られるのよ、との事。ふむふむ。
観てもらったあともママさんを独占していろいろだべっていました、詳しく尋ねなかったけどママさんは4年前に突然この能力がついたそうです。おそらくそれまで気や呼吸法をたしなんでらした様子で、その課程で得られた力なのでしょう。
帰り道は、半信半疑、と同時になんだか胸いっぱいな気分、自分の身体が自分のものでないような。わぉわぉ。
ぜひいちど!ためしに!行ってみてください!

●Cafe Loadestone(カフェ・ローデストン)
大阪市中央区南船場3-7-31  電話06-6252-8665
(月〜土)8:30〜21:00 (日・祝)9:00〜19:00
地下鉄・御堂筋線 心斎橋より徒歩7分

私の話だけだと、たぶん信憑性と説得力に欠ける?ので、ここを知るきっかけになったブログを以下にお知らせ。
シタール奏者 石濱匡雄さんのブログより
http://tadao.jugem.jp/?eid=126

by norichofu | 2006-04-24 00:00 | 日々生活


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